2015/03/14

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  • 2015年3月の旅の記録をブログでまとめてみました 
  • 出発した時は、ネパール、ブータン、インドの周遊のつもりが結果はインドだけになりました
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  • ここに掲載した情報は2015年3月に個人的に体験したものであり、その後の状況は変化している可能性があります

2015/03/13

15.最終日 オールドデリー

今日は最終日、フライトは夜なので、オールドデリー(デリーの町の旧市街)の観光

Lal Qila ラール・キラー (世界遺産) 
別名Red Fort (
レッド・フォート)の名の通り、赤砂岩で造営された赤い城 

レッド・フォートの入口 ラーホーリ門
市内の移動はサイクル・リクシャーが便利だが、値段は交渉次第

オールドデリーのバザール、青い背中はサイクルリクシャーの運転手
Jama Masjid ジャマー・マスジット インド最大のイスラーム・モスク
この日は金曜の礼拝の日なので中には入れなかった
Qutb Minar クトゥブ・ミナール(世界遺産)

インド最初のイスラム王朝がヒンドゥー教徒に勝利した記念に建設

高さは約72m
ミナレット(尖塔)下部の装飾
帰りのニューデリー空港ロビー、あとは搭乗手続きをして帰国するのみ


2015/03/12

14. インドの生活風景

今日は移動だけなので、インド旅行中に見た街中の風景を集めてみた

街中にも野生の牛を良くみかける。牛は神聖な動物とされるので肉を食べることはしない。(アーグラー、タージ・マハールの近くで)
車の運転は怖い。ここは2車線なのだが、車線を守るという意識は無く、少しでも隙間があればクラクションを鳴らしながら割り込みをするのが普通の運転
この間をぬって歩行者が道路を横断していくのも驚き(ニューデリー)
線路脇の住居、道路脇や空き地のゴミはあたりまえ(シリグリ)
ゴミだらけの川で食器を洗っている
鉄道車両の修理工場内でみたヒンドゥーの神様
安全祈願かな?とは思うがヘルメットも安全メガネも付けずに作業している
今日はもう列車は来ないのにホームに集まる人々
家は暑いので、開放的で日陰のあるホームのベンチは暇つぶしには人気がある
左奥に見える赤い乗用車の駐車方法も大胆(カルシュン)

右から旅行代理店、喫茶&パン屋、写真&携帯屋、薬屋、ホテル兼レストラン
(ダージリン駅前)
ゲームセンター プレイステーションと液晶モニターの前に丸椅子がならんでいるだけ
街中のホテル (バグドグラ)
ファッションの店と本屋(オールドデリー)
一般的なトイレ
左手前のバケツに入った水を隣の小さな手桶に移し、左手で水をすくってお尻を洗う
近代的なホテルになるとシャワーのような形をした「手動式ウォシュレット」のようなものがあるが、狙った場所に正確に水を当てるのは難しいし、冬は冷たそう
ニューデリー中心部 信号や横断歩道はほとんど無いので、道路の横断は勇気が必要

2015/03/11

13.ダージリン・ヒマラヤ鉄道(3)




New Elgin Hotel 今回泊った中で一番良かったホテル。イギリス統治時代に造られたコロニアル調の建築、当時はエリザベス女王も泊ったとのことだが、さすがに老朽化している。
朝のダージリン駅
手前は機関車の車庫と修理作業所
走る世界遺産
日本で言えば陸蒸気の時代から走り続けている
名物のバタシアループ。観光客向けの列車は、ここで10分程度停車する。標高はGhum(グーム/ゴーアム)駅が一番高く、写真はダージリンに向けてループを下る列車
昔の写真を見ると大自然の中という感じだったが、今はループ線の内側が整備されて、まるで遊園地の列車のようになってしまった
ループの概要
ループ線の入口付近を行く列車
ループ区間を行く列車(動画 2分弱)

Ghoom グーム/ゴーアム駅 2階には博物館が併設されている
1881年の開業当時に使われたA型蒸気機関車:小さくて力が弱かったので、B型機関車が主力となり130年たった現在も活躍している(Ghoom 駅前の博物館)


2015/03/09

12.ダージリン・ヒマラヤ鉄道(2)

ダージリン・ヒマラヤ鉄道の路線図。Siliguli Jn を中心に全長約90km、高低差2,100m
「赤色」の30km区間は、観光用に1日1往復の不定期運行、今日は私のための専用列車
「黄色」の24km区間は学生の通学などのため、毎日1往復の定期運行
「緑色」の最後6kmの区間は景色も良く、蒸気機関車も含めて毎日4往復、観光客が多く増便も頻繁にある。普通の観光客はこの区間しか乗らない
ピンク色の区間は2010年に発生した山崩れのため鉄道は不通、今日は別途にチャーターした四輪駆動車で山越えする
Siliguli Jn シリグリ・ジャンクション駅のホーム、世界遺産のカンバンがある
左側にはインド国鉄本線のホームが見える
蒸気機関車が不調のようで、30分遅れで入線してきた列車はディーゼル機関車
古い列車なので、車両ごとにブレーキ係が乗りこみ手動でブレーキハンドルを廻す、旗を振って合図する係、スイッチバック区間でポイントを切り替える係など6~7人の乗務員が乗っている
料金は通常料金1,300円程度しか払っていないので、大赤字間違いなし

世界遺産に登録されていなければ即廃止だろう 
なお、地元の人は乗合タクシーを使う、料金も時間も1/3程度、頻繁に走っている
出発すると、生活感とゴミでいっぱいの中を走る
列車の速度は時速10-15km程度、ままチャリに追い越された
並行する道路との交差は全線で118か所、踏切などの設備は無し、警笛を鳴らしまくって車をせき止めて進む
スイッチバック区間では乗車していたポイント係が飛び降りて切り替えを行い、列車が走りだすと再び飛び乗る
Tindharia駅到着、ここまで約30kmの距離で2.5時間、平均時速は12km
ここから先はがけ崩れによる不通区間なので、四輪駆動車に乗り換える
ここには、自前の修理工場がある。車両メーカーなど無いので、部品も全て手作り
修理中の蒸気機関車
乗ってきた専用列車が山を下って行く。乗客はゼロ
昼食はモモ(餃子)、ダージリンのすぐ北のチベット料理
民族はネパール族、言語もネパール語
同じインドでもニューデリーとは別の国のように見える。
Kurseon(カルシャンクルセオン)から再び列車に乗る
線路は道路との併用軌道を走る Kurseon
ダージリン駅到着
シリグリから約80kmの道のりを約8時間かかった

2015/03/08

11.ダージリン・ヒマラヤ鉄道(1)

ニューデリーから国内線でバグドグラ空港へ移動、さらに車でシリグリの町にやってきた。
明日は、ここから今回の旅行の大本命、ダージリン・ヒマラヤ鉄道に乗る。
シリグリジャンクション駅近くの線路、右側はインド国鉄の本線(1676mm)、左側の小さい線路(610mm)がダージリンヒマラヤ鉄道。列車が帰って来る時間なので、しばらくこの場所で待っていたが結局来なかった。
線路は生活の場になっている。巾が違う2種類の線路が交差する地点
これは本線の列車、15両編成
駅近くにダージリンヒマラヤ鉄道の機関区があった。あこがれの世界遺産トイトレインとの初対面。車庫には蒸気機関車が4台、ディーゼル機関車が2台。

時刻表には一日1往復の列車が記載されているが、観光ツアーなどの事前予約が無い日は運休してしまうとのこと。明日は日本からの観光客1名の予約が入っているので、久しぶりに列車が運行されるとのこと。何と、自分一人のための専用列車になる。
明日の列車運行には、この1号機を使用する予定とのことで、整備中
今夜は期待と興奮で眠れないかも
2等車の車内、左奥はトイレ